7月10日午後15時ちょうどに着きました。

88番札所大窪寺です。

でもまだお参りするまでは結願じゃないです。
お遍路の1つの楽しみに、88番に辿り着いたときどう感じるか、どんな景色を見るか?です。
正直なところただただ嬉しかったです。わりとアッサリしてるなと思いました。
まず本堂と大師堂にお参りします。
ところが本堂でお参り始めたらカラダ中がビリビリしてきました。「わたパチ」ってお菓子をご存知ですか?食べると口の中でパチッパチッとするお菓子。不思議な感じでした。これが「景色」なのかも。

お参りを済ませて遂に結願できました。
こんな自分が通して結願できるなんて思わなかった。でもたしかに僕1人で出来たわけじゃない。家族、親族から始まり、声をかけてくれた人、ブログを見てくれてる人、お接待してくれた人たちの心があったから出来た。体は一つで回ったけど心の数は100人なんかじゃ少ないほど多いです。
僕は遍路始めたときに高知まで終えたら御の字と思ってました。やはり高知を終えたとこで体は限界に近く、心はもうどうでもいいとなりバスに乗っちゃいました。自分のお金もそこでなくなりました。最初に感じた通り、僕1人の力で来れるのは高知まででした。だけど上手い具合にというか、身も心もお財布も温まり愛媛に入ることが出来ました。
21歳の女の子が遍路ノートに書いてた。
「遍路」とは「人生」そのもの。色んな人に助けられたお遍路をしたら、これからの人生も色んな人に助けられるということ。僕はこれからもみんなにお世話になりながら生きていくことだろう。
こんなに長くブログ読んでくれてありがとうございました。

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