メガネ君が終わり、次は僕の番です。

終わったメガネは僕を脅してきます。魔物だこんなやつは。

白衣をきて袈裟をかけて金剛杖を持ち納経帳をバッグに入れて左手に数珠を巻いて本気の装備で向かいます。本当にビビってたから笑。

手水舎で手を清め、「南無大師遍照金剛」3回お唱えして一の橋を渡ります。昼間とは違う。

関西坊さんは「夜の奥の院は最高の行場だよ。」と言ってた。またある人は夜の奥の院は仏様も修行してるし、魔物も動いてると言ってた。仏様しかいないなら「行場」じゃないもんね。

僕は歩きながらお経を唱えます。般若心経、光明真言、大師御宝号の繰り返し。

お大師様と自分だけ。他には何も存在しない。これをイメージしてひたすら歩きます。後ろは振り返らず、横のお墓群も見ない。

お大師様のエネルギーは強すぎます。お経を唱えながらじゃないと、吹っ飛ばされそう笑。

山梨さんの言葉「お大師様と波動を合わせることが大事。」思い出しながら歩きます。

よそ見する余裕なんてなかった。立ち止まったら何かに追いつかれそうでした。

ようやく御廟にたどり着きました。「南無大師遍照金剛」をお唱えして橋を渡ります。

僕しかいない。扉を閉じられた本堂の前で参拝させていただきました。ここでようやく安心できた。そのまま本堂裏のお堂(名前わからない)でゆっくり参拝させていただきました。

昼間に満願果たしたときより、満足感あった。

御廟前の橋まで戻って、休憩してまた参拝させていただきました。

お大師様、50日間ありがとう。先生でもあり仲間でもあり。これからも一緒に頑張りましょうとお祈りしました。せっかくだから瞑想もしちゃった。

ただね、良い気持ちにはなったけど帰らないといけないんだよな…

ホントに御廟へたどり着くまでの参道はこの上ない試練です。これまでの自分の腕試しをするにはとても良い。

まぁ仕方ないから来たときと同じく、お経を唱えながら帰ります。。

御廟から帰る方向で二の橋付近のなだらかな階段でショルダーバッグを思い切り引っ張られました…

その勢いで階段踏み外した。驚いた。納経帳が欲しかったのかな。でも周りを見ず、振り返らず歩きました。

まったく!せっかく魔物や幽霊も良い気持ちになるようにお経唱えてあげてたのに迷惑な話だよ。

転びそうになったよ!

そんなことでまぁ最後はムカつきましたけど、満足できました。お遍路の最後の行にふさわしいんじゃないかなと思います。まさか夜中の伏見稲荷と同等かそれ以上だとは思わなかった。

終わって思うけど、メガネ君は今は二の橋までしか来させてもらえなかったんでしょう。でもだからこそ「岡山県津山藩」のお墓を見つけることができて手を合わせれたのです。そりゃキョロキョロ見ながら歩いてたらたどり着けませんよね笑

カテゴリー: お遍路

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