6月24日、この日は土曜日でいやしの宿「八丁坂」へ泊まらせていただきました。
この宿は誰に聞いても素晴らしいと言うのですが本当に良いお宿でした。
岩屋寺で行われる夜間瞑想体験へ送迎してくれるとのことで泊まらせていただきました。
宿へ入って夜まで待ち送迎していただきます。
それでも駐車場から岩屋寺まで徒歩25分です。
階段や坂を登ります。

山門です。

参道です。やはり夜は雰囲気が変わりますね。
雨が降っていて真っ暗で灯篭の明かりを頼りに登る。遍路でもなかなか出来ない経験です。

夜の高野山奥の院を思わせます。怖いですが幻想的です。


あの建物で瞑想が行われます。
今回は僕と年上のお兄さん(仏教についてとても勉強されてる方)とおじさん(遍路では無く瞑想体験のためだけに大阪から来られた)の3人でした。

瞑想の前に寄り道をたくさんします。
岩屋寺は見所がたくさんある。穴禅定。


ちょっとした洞窟で奥にはお不動さんがいらっしゃいます。

次は法華仙人のお堂跡。
法華仙人とは、お大師様がこの山を訪れたときにこの山で800年生きている一人の女性のことらしいです。


この大きく長いハシゴの上にある。
とても残念ですがこの時は行けませんでした。
法華仙人はお大師様を見て立派な僧であることを見抜きます。そして、お大師様にこの地を修行の場として差し上げました。
また法華仙人は神通力を使えて大きな岩を真っ二つに割ったそうです。その岩を「迫割行場(せりわりぎょうば)」と呼ばれお坊さんの修行の場になっています。お遍路さんも望めば入られたそうですがこの日の時点では危険のため立入禁止でした。
お大師様は不動明王の木像と石像を2体刻まれ木像を本堂に、石像を岩壁に封じてこの山自体を御本尊不動明王として祀られたのです。
瞑想の前にもかかわらずこれでお腹一杯でしたが本番はこれからです。ありがたいことにこの夜に納経をしていただきました。こんな時に限って僕は納経帳を宿に忘れたので紙に書いていただきました。
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