この日は5月31日。
前日おじいちゃんに送ってもらったので朝イチから薬王寺をお参りします。



町の中にあり存在感があります。他のお寺より大きく知名度もあると思います。
ここの道の駅で初日に一緒にいた28歳の青髪の兄さん(元看護師さん)と再会できました。
薬王寺から32キロ先の道の駅で会うことを約束してそれぞれのペースで歩くために別れました。

23番札所薬王寺(徳島県最後の札所)から次の24番札所最御崎寺(高知県最初の札所)まで77キロあります。高知県は修行の道場と呼ばれるだけあってお寺間の距離が徳島県の比になりません。
なので、24番札所まで3日かかると思います。

もうずっとこういう景色でたまに集落があるって感じです。最初は楽しかったけど辛くなってきました。

ルートは簡単なのですが民家はないしお遍路さんにも出会わず音楽聴きながら歩いてました。
約束した道の駅まで残り14キロのところで道端にヘタってたらスクーターに乗ったお兄さんが声をかけてくれました。「こんな若いのに歩き遍路するなんて色々辛いことがあったんやな、でも続けたら必ず良いことあるよ、こんな風にな!」ってパン屋さんのパン3つとスポーツドリンクをくれました。
この人ね、どうやら一度、僕を追い越してパンを買って戻ってきてくれたと思うんですよ。
これで元気が出てパンを一つ食べて約束した道の駅へ向かいました。(青髪さんにパン分けてあげました。)
この後は近くの温泉でお風呂入って寝ました。
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