ようやく山頂の「一の峰」に着きました。

末広大神

九番 末大吉(末広だけに)

普段はコーンとか立ってないですよ。

ここまで来たら引き返す人もいますが僕は一周するため反対側から降ります。

それとこっちのルートのほうが健康に関する祈りのためには良いかも。

こうやってずっと自問自答しながら歩くのは本当にお遍路に似ていると思います。

なかなかお遍路に行けない人は夜の伏見稲荷に挑戦してみてください。

心から苦しんでいるなら救われます。条件とするなら後は礼儀正しく正直に。かな。

どんどん下りますよ。

見づらいけど「薬力の滝」の入口です。

この中に入って滝のお水を飲ませていただくのも楽しみのひとつです。

すぐ近くに「薬力大神」

二十二番 末大吉

奥にたくさんのわらじが見えますか?

家族全員の名前を言ってお祈りすると良いですよ。

稲荷山にはお稲荷さんがたくさん住んでる。

朝昼夜問わず、訪れる参拝客を鳥居の隙間からみんなで観てるんだって。

それで気に入った人間または助けたい人間、清く正しい人間がいたら背中にピョンって乗るらしい。そのまま家まで着いてってその人を守ってくれる。

一生守る場合もあれば一日で帰ることもあるそうです。

たぶん「眼力社」

「眼力大神」

十五番 中吉

ここのお稲荷さんの口から出てるお水も美味しいですよ!

僕にとって最後のおみくじ引くところです。

「大杉大神」

十九番 末吉

これが大杉

ずっと道なりに歩くと先ほどの四つ辻へ戻っていきます。

一番最初に伏見稲荷をお参りしたときの話をさせて下さい。

もう4年も前になるんですが、自分の誕生日に初めて行きました。誕生日だから何かに挑戦したいし、とにかく自分を変えたくて。

まだ占いもお遍路も何もしてなかったです。

だからすがる気持ち半分、どうなってもいいやという気持ち半分で登ったんですが夜中なのに地元の人がいて一緒に行ってくれていろいろ教えてくれたんです。

たまに夜中に一人で来る人はいるみたいです。でもみんな僕みたいに浮かない顔して下向いて登ってる。だけど一周するころには顔つきが全く変わってるんだって。早いときは歩いてる途中で叶う人もいたって。夜中なのに。

僕はお参りして一週間で変わりましたよ。

初めて占いの仕事やってみないかってお誘いを受けました。それまでは趣味で身内にだけやってました。

それと地質調査のアルバイトも決まりました。

2つとも一週間のうちですよ。

地質調査は山に入って作業するんですが野良猫のアーロンと友達になりました。

それから休みの日も山に行ってアーロンと遊んでたんですが、ある日アーロンが竹やぶの中に僕を誘うので付いてってみると朽ち果てた小さいお社がありました。

その小さいお社の中に子ども姿のお大師像がありました。

それで子どもの時のお遍路に行きたいという気持ちを思い出して地質調査と占いでお金を貯めてお遍路に行けたんですよ。

アーロンは他の猫にいじめられてたので誰も来ない竹やぶのお大師さんの社を寝床にしてたみたいです。

伏見稲荷→アーロン→四国遍路と繋がってたと思ってます。

お遍路から帰ってきてからお大師さんのファンになって生涯を調べました。

そしたら伏見稲荷と空海は師弟の関係であることが分かりました。

字迦御魂神がお大師さんの弟子にしてほしいと願い出て、弟子にしてくれるなら未来永劫お大師さんを守護します。という契約を交わしたんです。

だから字迦さまは全部お見通しだったのかな。

最後に長くなってしまいましたがコロナで大変な時期だからこそ霊験あらたかな伏見稲荷を記事にしようと思いました。

全て終わった後にぜひ夜中に一人で行ってみてください。悩みや悲しみや恐怖など負のエネルギーが強いほど親身にお話し聞いてもらえますし良いお導きを得られると信じています。

でも伏見稲荷行くとアーロン思い出すから辛いんだよなぁ…


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