2020年7月

昼ごろに宿を出発して八坂神社の近くにある六道珍皇寺(りくどうちんのうじ)へお参りしました。

ここら一帯は昔から「六道の辻」と言われていてあの世とこの世の境目らしいです。

確かにこの周りはちょっと変わってますね。

魔が混ざってるというか混沌としてました。

近くに400年続く幽霊子育て飴のお店もあるし、水子供養の西福寺というお寺も安井金比羅宮もあったりで。

町の名前も轆轤町(ろくろちょう)

昔、がいこつが沢山転がってたんだって。

このお寺には水子供養のお地蔵さんのところにちっちゃいコップがたくさん並んでました。

歯磨きに使うようなプラスチックのコップ。

このみなとやという飴屋さんで子育て飴を買わせていただきました。

いろいろお話しも頂いてとても温かいお店でした。

400年前の幽霊が持ってきたお金がまだ残ってるそうです。葉っぱになってますけどね。

このお店でその赤ちゃんを8歳まで育てた後お寺に預けたんだって。

ようやく本題の「六道珍皇寺」

御本尊は薬師如来です。

小野篁と閻魔大王で有名なお寺です。

だけど残念なことに六道珍皇寺の写真はこれだけなんですよ…

御朱印帳を忘れたので買わせていただきました。

この閻魔様はたまにしか公開されないのでこの時は小窓からちょっとしか見れなかった…

「六道珍皇寺」

小野篁(おののたかむら)という官僚が夜毎に地獄の閻魔庁へ出向くときに通っていた「冥土通いの井戸」があります。

昼は官僚、夜は冥官といった感じ。

ある人が死んであの世で閻魔様に裁かれるときに閻魔様の傍に小野篁がいて、小野篁は閻魔様にお取り計らいをしてそのある人を蘇らしてくれたそうです。

生き返ってから小野篁に会ってお礼を言うと「あの事はご内密にしてください。私はいつぞや助けて頂いたお礼をしたまでです。」と言ったそうです。

特別御朱印 閻魔大王

小野篁

この8月に行われる「六道まいり」を一回見てみたい。

夜にやるっていうから雰囲気あるんだろーな。

全く今とは雰囲気変わるんでしょうね。

六道珍皇寺はこれからもっと掘り下げていきたい調べたいお寺です。

井戸も間近に見てませんし。

カテゴリー: お寺京都

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