2020年6月
女教皇(The High Priestess)女司祭とも呼ばれます
宗教の女王様です。優しい方なんだろうなと想像しちゃいます。
キーワードは「月光」「処女」「学習」

女教皇 水属性
「探求者の道を照らす高潔な女神」
2.女教皇と18.月は比べられます。
「女教皇」は高次元の月で「月」は低次元の月だって。

「2.女教皇」
新月から満月までの「満ちる月」です。
パワーが盛ん。学習や探求の意欲
「18.月」
満月から新月までの「欠ける月」です。
パワーが枯渇する。道が分からなくなる。
女教皇を示す高次元の月とは、昼間の強く激しい太陽の光をいったん受け止め柔らかく人を傷つけずに癒す月光として地上に降り注ぐものです。

一般的に言われる処女性は性行為をしたことのない女性は汚れなく高潔ってイメージですよね。
でも女教皇の処女性はちょっと違います。
「処女性」他者を受け入れないまま完結し、機能している高潔な女性を意味します。
受け入れないからと言って他者に排他的なわけではありません。

宗教の女王様ですから優しいに決まってる!
学習の道を歩く者、精神を探求する者は喜んで迎え入れてくれます。
月光で進むべき道を照らしてくれる。
僕のイメージは日々を見守るまたは精神世界の旅を見守る道祖神のような女神さまです。
最後に、女教皇は処女なのに子どもがいます。
なぜでしょう?

正解は2つあります。
1つは女教皇という名前。
この名前を聞いて「聖母マリア」をイメージした人はいると思います。
人でありながらその「処女性」を認められて神の恩寵を受けたマリア様。女教皇にぴったり。
もう1つは学問を志す者はみな、わたしの子どもという女教皇の愛情です。
女教皇は学問の神さまの側面もあるからです。
この方はいつも本を大事そうに抱えてますね。
その本の内容を語り合える人はみんな自分の子どもであり仲間なのです。

女教皇からの言葉です。
・知性で繋がり合う
・血縁だけが家族ではない
・たとえ迷っても「自分には女神さまがついてるからこれで良いんだ」と思って
・求め続ければ行くべき道は照らされる

女教皇は月光に姿を変えて見守り照らしてくれます。安心して進んでください。
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